経済は発展して欲しいけど、ファンドは安く買いたい


換金するときだけ高騰希望



イギリスのEU離脱問題により暴落した株価。
与党の圧勝という結果に終わった参院選の影響か、それともポケモンGOの大成功によるお祭り騒ぎか、この数日高騰していますね。

日経平均大引け、続伸し3週ぶり高値 欧米株高や円安を好感 - 日本経済新聞

高騰しているというか、やっとブレクジット前に戻ったというところなのですが、どちらにしても良い傾向ですね。
海外に目を向けると、アメリカではダウやS&P500が最高値を更新するなど、こちらも良いニュースが続いています。

米ダウ、約1年ぶりに過去最高値更新 - ロイター

NY株、S&P500種指数が最高値 1年2カ月ぶり更新 - 日本経済新聞

ずっとマイナスとなっていた私の保有ファンドも、プラスに転じました。
嬉しくもあり、残念に思うところもあり、何だか不思議な気持ちです。

経済は成長してほしいけど・・・

インデックス投資は、世界経済が成長し続ける事を前提としています。
経済が成長すれば当然株価も上がりますので、世界的な株価の上昇は喜ばしい事なのですが・・・実は少し残念にも感じています。
なぜなら今月は、先月よりも高くなったファンドを買うことになるのですから。
できることなら、暴落状態のままのファンドを買いたかったのが正直なところ。
経済成長はして欲しい、でもファンドは安く購入したい。
ブレクジットによる暴落とその後の回復を目の当たりにし、そんな矛盾した気持ちが芽生えてしまいましたよ。

でもタイミングなんて分からないし

では積立投資なんて止めて、株価が安い時を狙って購入すれば良いじゃないかとも思うのですが、それも簡単ではありません。
その株価が割安なのか割高なのか、判断なんてできませんから。
試しにこの数日、翌日の日経平均が上がるか下がるか予想をしてみたのですが、見事に外しました。
私には、タイミングの見極めはできないようです。
そもそも、毎日相場とにらめっこする生活をしたくないからインデックス投資を選んだのでした。
一時の騰落に惑わされ、自分の投資スタイルを見失う所でしたよ。

煩悩を振り払う

暴落にしろ、高騰にしろ、大きな動きのあった時には注意が必要ですね。
欲望という悪魔が「買っちゃえ(売っちゃえ)」と耳元で囁いてきます。
こんな時こそ、自分が何のために投資をしているのか考え直す必要がありますね。
投資を始めるきっかけとなった本を読み直すも良いでしょうし、ネットなどで投機の失敗談を読むのも効果的かもしれません。
沸き上がる煩悩を振り払い、自分のスタイルを貫けるよう、普段から意識しておきたいですね。


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