〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンドについて考察


目論見書も運用報告書も読まなくても分かる。


〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する先進国株式クラスのインデックスファンドです。
多々ある先進国株式インデックスファンドの中で最も人気のある投資信託ですので、外すわけにはいきません。
詳細を確認しておきましょう。

〈購入・換金手数料なし〉
ニッセイ外国株式インデックスファンド

基本情報

設定日:2013年12月10日
決算日:毎年11月20日
運用方式:ファミリーファンド方式

ベンチマーク

MSCIコクサイインデックス(円ベース、配当込み、為替ヘッジなし)

※ベンチマークの詳細はこちらを参照下さい。
MSCI指数とは

手数料

購入時手数料:無し
信託財産留保額:無し

信託報酬

信託報酬:0.200%(税込み0.216%)

(内訳)
委託会社:0.1%、販売会社:0.08%、受託会社:0.02%

信託報酬推移
設定時∶0.39%
2015年11月∶0.240%
2016年12月∶0.200%

実質コスト推移

第三期:税抜0.3498%(税込0.3778%) ※1
第二期:税抜0.516%(税込0.557%)※2

※1・・・2016年12月引下げ前の信託報酬0.240%を基に計算
※2・・・2015年11月引下げ前の信託報酬0.390%を基に計算

マザーファンドの規模

ニッセイ外国株式インデックスマザーファンド
純資産:約624億円(18期:2016年11月20日現在)

純資産推移:
17期(2016年5 月20日):約509億円
16期(2015年11月20日):約508億円
15期(2015年5 月20日):約520億円
14期(2014年11月20日):約439億円
13期(2014年5 月20日):約358億円
12期(2013年11月20日):約233億円

管理人の考察

信託報酬税抜き0.200%と、先進国株式クラスのインデックスファンドとしては最も低コストな投資信託です。(2017年1月現在)

設定当初の信託報酬は税抜き0.39%でしたが、その後更なる低コストファンドが登場すると、対抗措置として2015年11月に0.240%へ、2016年11月より0.200%へと2度にわたる信託報酬引き下げを行っており、他ファンドと正面から殴り合う姿勢は好感が持てます。
その姿勢が評価されているのかどうかは分かりませんが、証券会社が発表している投信販売ランキングでは先進国株式クラスで常に1位を維持する人気ぶりです。

しかし、個人的には少々心配な点が多いファンドであるとの印象を持っています。

まず第一に、外国株式へ投資するファンドとしてはマザーファンドが500億円程度というのは規模が小さすぎると感じています。
徐々に資産額を増やしているとはいえ、最低でも1000億円以上は欲しいところです。

そして、ベンチマークからの大幅な下方乖離(トラッキングエラー)を度々起こしているというのは気になるところです。
特に2016年11月には1日で-0.28%もの乖離が発生し、臨時レポートを出す事態となってしまいました。

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信託報酬の低さや、他社に対抗しようという気持ちは素晴らしいファンドであると思うのですが、運用面が安定しているとは言い難い、非常に惜しいファンドでもあります。


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