まぁ、そうだろうね。
中国A株が新興国株式指数のMSCIエマージング・マーケット・インデックスに採用されるかもしれないと、以前お伝えしました。
新興国株式クラスのインデックスファンドに、中国A株が採用されるかも? - 明日から始める |
採用された場合、新興国株式インデックスファンドにおける中国株式の割合が24%から40%に増えるという、結構重要な案件だったのですが、今回も採用が見送られる事に決定したそうですよ!
中国A株組み入れ再び見送り、MSCIのグローバル新興国株指数 | ロイター |
MSCIによるレポートは以下から確認ください(英語です)。
RESULTS OF MSCI 2016 MARKET CLASSIFICATION REVIEW(PDFファイル) - MSCI
2013年に初めて組み入れ検討がされてから、3年連続の見送りとなり、もはや恒例行事になりつつありますね。
昨年、多くの銘柄が取引停止になるという大惨事を引き起こした中国A株。
取引停止についてのガイドラインを策定したりと改善は見られるようですが、投資家としては信頼性に疑問が残るのも事実です。
本当に健全な市場となっているのか、もう少し見極めが必要と思いますので、今回の見送りは賢明な判断かなと思います。
韓国の先進国指数入りも見送り
中国A株指数組み入れ見送りの影に隠れて気が付くのが遅れましたが、韓国の先進国指数への組み入れも見送られていたようです。
しかもウォッチングリストからも除外されるようですので、当面先進国指数に組み入れられる可能性は無いという事ですね。
FTSEやS&Pなどでは先進国に分類されている韓国ですが、なかなかMSCIに認めてもらえませんね。
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