他社も続け!
楽天証券より、個人型確定拠出年金の取り扱い開始の発表がありました。
2016年9月下旬から個人型確定拠出年金の取扱いを開始いたします-楽天証券
2016年9月から開始されるそうです。
来年からの制度改正を前に、大手ネット証券会社がついに動きましたね。
今年はSBI証券会社が低コストファンドの大幅拡充を行い、コスト面では一歩抜きん出た形となりましたが、楽天証券の参入により再度コスト競争が加熱する可能性がありますよ!
口座管理手数料が安い!
一目見て思いました。口座管理手数料が非常に安いです。
年間2520円(税抜)とただでさえ安い口座管理手数料が、口座残高20万円以上でなんと0円になります。
現在、サラリーマンの人は毎月最大23000円の拠出が可能ですので、9~10ヶ月程度で手数料を0にすることができます。
さらに来年からは、1年分の拠出金を一気に払うことができるようになりますので、初月に20万円以上を拠出してしまえば全く手数料をかけずに運用することが可能です(運用結果で20万円を下回ってしまったら発生してしまいますが)。
口座管理手数料は非常に大きなマイナスリターンですので、これは非常に大きなメリットですよ!
さらに、キャンペーンにより2017年12月までは口座管理手数料を無料にするとのこと。
一気に拠出金を払うことが難しい人でも、手数料をかけずに積立てられますね。
これは、本気で客を奪いに来ていますね楽天証券は。
運用商品のコストは?
残念ながら、今回は運用商品までは発表されませんでした。口座管理手数料が安いことは分かりましたが、運用商品はどうでしょうか?
手数料が安い代わりに、信託報酬がボッタクリレベルでは全く意味がありませんよ。
判明次第、信託報酬や実質コストを調べてSBI証券と比較してみようと思います。
コスト競争に期待
楽天証券の口座管理手数料は、衝撃の安さです。これで運用商品の信託報酬も低コストの物が揃っていたとしたら、新規のユーザーだけでなく既存他社ユーザーも楽天証券に移管するなんて事が起きそうですね。
そうなるとユーザー流出防止や新規ユーザー獲得のために、口座管理手数料の値下げや低コストファンドの追加などが行われる事が期待できますね。
SBI証券は先日、運用商品の大幅拡充をしてしまいましたから、管理費や口座残高条件の緩和が行われる事を期待しますよ。
利用者にとってより良い制度となってくれることを願いますよ!
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