自分では計算できないので
インデックスファンドには、同じ指標をベンチマークとしている複数のファンドがあります。
日本株式であれば日経225やTOPIX、先進国株式ならMSCIコクサイなんかが有名ですよね。
"信託報酬は確実なマイナスリターン。信託報酬の安いファンドに投資すべき"
この考えを元にして、各クラスの一番信託報酬の安いファンドに積立を設定しました。
でも、信託報酬だけを基準に選んだ事が正解だったのかどうか、今更ながらちょっと疑心暗鬼になっています。
だって、何のために投資を行うのかを考えると、実際にどれだけのリターンが得られているのかが一番重要ですもんね。
コストの安さはもちろんリターンに影響を与えますが、本当にコストの安いファンドが高いリターンをあげているのでしょうか?
私の積立設定しているインデックスファンドは以下の3本です。
たわらシリーズは運用が開始されたばかりで、まだ比較できるほどのデータがありません。
ニッセイTOPIXインデックスファンドと、比較対象として日本株式インデックスe(信託報酬0.37%)と、SMT TOPIXインデックス・オープン(同0.37%)で見てみましょう。
Yahoo!ファイナンスに、複数のファンドを比較できるチャートがあるので使ってみました。
1年
2年
5年
Uh-huh?
多少のズレはあるかもと思ってましたが、2年、5年のチャートとか差が大きすぎません?
これはどういう事でしょうか?
実はこれ、チャートの始点が合っていないからずれているんです。
Yahoo!ファイナンスの比較チャートは、"指定した期間の始点からの騰落"を表示しています。
ニッセイTOPIXインデックスファンドは、運用が開始されてからまだ1年経過していません。
つまり、ニッセイTOPIXインデックスファンドの運用が開始された年月をチャートの始点とするか、またはそれ以降の期間を指定しなければ正確な比較はできないことになります。
Yahoo!ファイナンスで指定できる期間は1年、2年、5年、10年のみです。
これでは運用期間が3年や4年といったファンドを比較しようとした場合、運用開始時点からの正確な比較をする事はできません。
各運用会社のHPよりデータをダウンロードして、自分でグラフを作ることで正確な比較ができますが・・・そんな面倒臭いことやってられません。
そこで、モーニングスターの比較チャートを使用します。
モーニングスターのチャートは、1年と3年の期間しか選べませんが、運用期間が短いファンドの運用開始日を強制的にチャートの始点としてくれます。
さらにマウスオンでリターンが数値で表示されます。
何コレ素敵。
ここで記載されるリターンはコストを含んでいないとのこと。
つまり、ニッセイTOPIXインデックスファンドの方が運用面でも高いリターンを出しており、コストが低い分さらにリターンが大きくなる事となりますね。
私の選択は間違えてなかった。
操作も簡単ですし、ファンド比較が容易になりますね
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