来たる大暴落にどう対応するか

どうしよう


インデックス投資を始めて3ヶ月が経過しました。
まだまだ少ない投資資産ではありますが、順調に損失を出しています。

インデックス投資は暇だと聞いていたはずなのですが、SBI証券個人型確定拠出年金運用商品の拡充、確定拠出年金改正法案の成立、NISA恒久化検討開始と、なぜか大きなニュースが立て続けに発表されまして、あたふたし続けた3ヶ月でした。

もっとのんびりしたかったのに。

やっと落ち着いてブログに書くネタも無くなってきたなと思った矢先、今度はイギリスがEU離脱するかもしれないという話題が盛り上がってきましたね。

EU離脱か残留か、イギリスはどうなる? 日本への影響は

イギリスがEUを離脱したら、日本経済への影響は「リーマン級」!? そのインパクトを試算してみた  | 高橋洋一「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

EUに残ることになった場合、円安株高に。
離脱することになった場合、なんとリーマンショック級の株安、100円を切る円高になるかもしれないと分析されているようですよ。

安部総理がサミットで発言したとされるリーマンショック級の危機、本当に来ちゃいましたね。
(内心、ちょっと笑っちゃってて申し訳ありませんでした総理!)

現在(2016年6月22日)の為替、株価はEU残留をある程度織り込んだ価格となっているようですが、離脱派と残留派はまだまだ接戦ですから、国民投票当日までどうなるか分かりませんよ。

株価が下がったらどうしよう

EUから離脱するとなった場合、世界的に株安となる予測がされています。
日本の日経平均も3,000円以上下がると言われていますし、先進国、新興国も大幅に下げることでしょう。

証券口座や確定拠出年金口座にログインすると損失を示すマイナスの数字で埋め尽くされ、もう投資なんて止めてしまいたいと思うかもしれません。
目前に迫った大きなイベントを前に、どう行動すればよいか考えています。

1.国民投票前に全部売る

目の前に目視できる地雷があるのなら、避けて通るのも一つの方法だと思います。
残留有利と目論まれている今の内に全て売り払い、下がったところで買い直す事でファンドの取得価格を下げる事ができます。

問題は、残留が決定し売却時よりも株高になってしまった場合、再購入するにしても売却時より高値で購入する事となってしまいます。

2.下がった所で買い増す

現在保有しているファンドは売却せず、離脱が決まり株価が下がった所で追加購入を行うという方法です。
うまく下がった所で買うことができれば、ファンドの取得価格を大幅に下げる事ができます。

ただ、追加購入する時点よりさらに下がってしまう可能性がありますし、追加購入するための資金を用意する必要があります。

3.何もしない

インデックス投資の基本はバイ&ホールド!
世界で何が起きようが、毎月コツコツと積み立てていくのみというとても硬派な方法です。
これから20年、30年と投資を続けていくのですから、一時の上げ下げなど気にしないというのも精神衛生上良いかもしれません。

問題は、日々ニュースを目にしておきながら「売りたい」「買いたい」といった欲求を抑えることができるかどうかですね。
いっそのことニュースも見ず、ファンドの騰落もチェックしない位の放置プレイができればいいのに。

結局どうするの?

もしイギリスがEUから離脱することになった場合、私は2番の「下がった所で買い増し」を行おうと考えています。

私は毎月3万円、年間36万円を投資予定金額としています。
でも3月から投資を開始しているため、積み立ててだけでは今年の年間予定額に到達できません。
どこかでスポット購入をする予定でしたので、その分をここで使ってしまおうと考えています。

売らない事を最優先に、リスク許容度内での投資を心掛けたいですね。

一番良いのはEUに残留してくれるて、何もせずに済むことですが。


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