下回りはしないのね。
先日日経新聞によりeMAXISシリーズが最低信託報酬を維持し続けるとの報道ですが、どうやら既存ファンドの信託報酬を引き下げでるのではなく新規ファンドを設定するそうです。
eMAXIS Slimシリーズ4本が新規設定されます。
『eMAXIS Slim 国内株式インデックス』『eMAXIS Slim 国内債券インデックス』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』募集・設定について(PDFファイル) - 三菱UFJ国際投信
インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に、業界最低水準の運用コストをめざす新たな仲間、『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』を追加(PDFファイル) - 三菱UFJ国際投信
それぞれの信託報酬は
eMAXIS Slim国内株式インデックス・・・税抜0.18%
eMAXIS Slim国内債券インデックス・・・税抜0.14%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス・・・税抜0.20%
eMAXIS Slim先進国債券インデックス・・・税抜0.17%
確かに、信託報酬低いですね。
現時点での最低信託報酬ファンドと比較すると、以下の通りです。
ニッセイTOPIXインデックスファンド・・・税抜0.18%
ニッセイ国内債券インデックスファンド・・・税抜0.145%
ニッセイ外国株式インデックスファンド・・・税抜0.200%
ニッセイ外国債券インデックスファンド・・・税抜0.170%
国内債券以外は、最低信託報酬ファンドを下回る訳ではなく同率首位を狙っていく作戦でしょうか。
マザーファンドはeMAXISシリーズと共通
今回の発表で、マザーファンドが既存のeMAXISシリーズと共有であることが確認できました。共有であるということは、既存ファンドの実質コストからeMAXIS Slimシリーズの実質コストを予測できてしまいます。
信託報酬(税抜) | 実質コスト(税抜) | 追加コスト | |
---|---|---|---|
eMAXIS TOPIXインデックス | 0.40% | 0.4065% | 0.0065% |
eMAXIS 国内債券インデックス | 0.40% | 0.4028% | 0.0028% |
eMAXIS 先進国株式インデックス | 0.60% | 0.6815% | 0.0815% |
eMAXIS先進国債券インデックス | 0.60% | 0.6185% | 0.0185% |
この追加コストを信託報酬に追加してみると以下のようになります。
信託報酬(税抜) | 実質コスト予測(税抜) | |
---|---|---|
eMAXIS Slim国内株式インデックス | 0.18% | 0.1865% |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 0.14% | 0.1428% |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.20% | 0.2815% |
eMAXIS Slim先進国債券インデックス | 0.17% | 0.1885% |
こちらの低コスト投信比較ページに記載の各ファンドの実質コストと比較してみてください。
国内株式、国内債券、先進国債券については、各クラス最安の実質コストとなります。
ところが先進国株式はどうしたことでしょう?
たわらノーロード先進国株式の実質コストは0.259%、iFree外国株式インデックスは0.275%ですので、最安コストとはならなくなってしまいます。
私は初回決算で正確な実質コストが判明するまでは、たわらノーロード先進国株式からの乗り換えはやめておこうと思います。
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