目論見書も運用報告書も必要無い。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用する先進国株式インデックスファンドです。
当ファンドの特徴は、何と言っても業界最低信託報酬を維持し続けるという点でしょう。
先進国株式インデックスファンドの覇者と成りうるファンドの中身について、確認していきましょう。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
基本情報
設定日:2017年2月27日決算日:毎年4月25日
運用方式:ファミリーファンド方式
ベンチマーク
MSCIコクサイインデックス(円ベース、配当含まず、為替ヘッジなし)※ベンチマークの詳細はこちらを参照下さい。
MSCI指数とは
手数料
購入時手数料:無し信託財産留保額:無し
信託報酬
ファンドの純資産総額に対し以下の通りとなります。500億円未満の部分 :0.20%(税込0.216%)
500億~1000億円部分:0.195%(税込0.2106%)
1000億円以上の部分 :0.19%(税込0.2052%)
実質コスト推移
第1期:2018年4月25日初決算ですマザーファンドの規模
外国株式インデックスマザーファンド純資産:約2275億円(14期:2015年5月12日現在)
純資産推移:
13期(2014年5月12日):約1972億円
12期(2013年5月13日):約1991億円
11期(2012年5月14日):約1422億円
10期(2011年5月12日):約1419億円
管理人の考察
先進国株式インデックスファンドにおける、最も信託報酬の低いファンドのひとつです。 ファンドの純資産が500億円以上、1000億円以上と増加していくに伴い、その金額を超えた部分の資産にかかる信託報酬が割り引かれる傾斜信託報酬を採用しており、資産が増える程投資家に有利となります。eMAXIS Slim先進国株式インデックスの最大の特徴は、当ファンドよりも信託報酬の低いファンドが登場した場合、対抗して信託報酬を引き下げて業界最低信託報酬を維持し続けるという点でしょう。
投資家にとって、この方針は非常に大きな意味を持ちますね。
新規ファンドの設定や、既存ファンドの信託報酬引下げに目を光らせておく必要が全く無くなり、eMAXIS Slim先進国株式インデックスに積立設定をしておくだけで、常に最低信託報酬のインデックスファンドに投資できるのです。
究極のほったらかし投資が実現できます。
初決算を迎えるまで実質コストは分かりませんが、実質コストを含めても最低コストファンドとなれるのか、ウォッチし続けていきたいと思います。
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