今年は激動でしたね。
昨年初めて投票をさせて頂きました「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」。
今年も投票させていただきました。
まだ今年は1ヶ月以上残っていますが、今年のインデックスファンド界隈は激動の年でしたね。
来年から始まるつみたてNISAを念頭に、低コストインデックスファンドの新規設定、既存ファンドの信託報酬引き下げが乱発されました。
これまで無かったアメリカのダウ工業平均やS&P500をベンチマークとするファンドの登場、他社ファンドの信託報酬に徹底的に追随すると最低コスト維持宣言を行ったeMAXIS Slimシリーズの登場と、ファンドの選択肢にも大きな変化が起きましたね。
eMAXIS Slimシリーズは、その信託報酬追随という方針に賛否もあるようなのですが、投資家にとっては非常に良いシステムだなと私は評価しています。
新規低コストファンドが登場しようが、既存ファンドが信託報酬を引き下げようがお構いなし。
勝手に信託報酬を引き下げてくれるのですから、他ファンドの状況をチェックする必要が全く無くなるわけです。
リバランスが必要である事以外、ほぼ完全なほったらかし投資が完成するという点で、非常に有利なファンドシリーズだと思います。
と、いう事で今回私は下記ファンドへ投票しました。
①たわらノーロード先進国株式:3ポイント
たわらシリーズはコスト競争において腰が重いというか、フットワークが悪いというか、もっとヤル気を前面に出して欲しいという不満点はあります。
しかし、先進国株式クラスにおいて最低実質コストを維持しているという事は評価せざるを得ません。
実質コストNo1ファンドとして、こちらに投票しました。
②eMAXIS Slim新興国株式インデックス:2ポイント
運用のメインとなる先進国株式と違い、新興国株式や日本株式については低コストファンドが登場したからと言ってコロコロと乗り換える事はできるだけしたくありません。
めんどくさいので。
新興国株式クラスのインデックスファンドにおいて、おそらく最低実質コストとなるファンドであり、さらに信託報酬の低い他社ファンドが登場したとしても、対抗引下げにより低コストを維持できるのですから、こちらに積み立てを設定すれば二度と投資ファンドを変更する必要がありません。
新興国株式ファンドの競争を終わらせたファンドであるという事を評価し、こちらに投票しました。
私の予想では・・・
今回、上記2ファンドに投票を行ったのですが、私の予想ではファンドオブザイヤーを受賞するのは楽天バンガードシリーズか、野村つみたてか、iFreeS&P500、このあたりかなと予想しています。私はそれらに投資する予定は無いので投票しませんでしたが、これらも投資家の要望を酌んだ良いファンドですよね。
激動の2017年は、どんなランキングとなりますでしょうか。
結果発表が楽しみですね!
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