それが最適解だよ。
証券口座での積立ファンドをeMAXIS Slimシリーズに統一しました。
シリーズの設定当初は、「より信託報酬の低いファンドの登場や、信託報酬の引き下げが行われた場合は即座に追随する。」と宣言した上での登場に賛否が別れていました。
eMAXISシリーズ保有者の切り捨てだ!
他社がコストで競わなくなってしまう!
追随するって言っても、どうせ直ぐギブアップするんでしょう?
などなど、どちらかというと否定的な意見を多く目にした覚えがあります。
運用会社内で信託報酬の異なる同じ構成のファンドが複数あるなんてことは全ての運用会社に言えることで、eMAXIS切り捨てというのは正直言いがかりみたいなものだと思いますが、私もこのファンドシリーズの登場で他社が萎縮してしまいコスト競争が行われなくなるのではないか、それを狙った設定なのではないかとちょっと否定的に考えていました。
ところがつみたてNISA開始が近づくにつれ、コスト競争は終わるどころか激化し、直近の信託報酬は設定当初に比べてこんなにも低下しています。
設定時信託報酬 | 最新信託報酬 | |
---|---|---|
国内株式 | 0.18% | 0.159% |
先進国株式 | 0.20% | 0.1095% |
新興国株式 | 0.34% | 0.19% |
バランス | 0.22% | 0.21% |
国内債券 | 0.14% | 0.14% |
先進国債券 | 0.17% | 0.17% |
※先進国株式の最新信託報酬は2018年1月30日より
その低下幅の大きさも驚くところですが、何より驚いたのはこの水準までの引き下げを宣言通り迅速に実行したという事。
他社には無いその素早さは三菱のヤル気を感じますし、何十年と保有していくことを考えると、eMAXIS Slimならこれからもきっと対応してくれると期待せずにはいられません。
あれこれ考えて色々なファンドを組み合わせるより、eMAXIS Slimシリーズにまとめてしまう方が確実に幸せになれるでしょう。
あとは「儲からないからのやーめた」と繰上償還されてしまわない事を願うばかりです。
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