たわらノーロード先進国株式について考察


目論見書も報告書も読まなくても分かるように


たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントoneが運用する先進国株式クラスのインデックスファンドです。

どんな特徴のインデックスファンドなのか、考察してみたいと思います。

たわらノーロード先進国株式


基本情報

設定日:2015年12月18日
決算日:毎年10月12日
運用方式:ファミリーファンド方式

ベンチマーク

MSCIコクサイインデックス(円ベース、配当込み、為替ヘッジなし)

※ベンチマークの詳細はこちらを参照下さい。
MSCI指数とは

手数料

購入時手数料:無し
信託財産留保額:無し

信託報酬

信託報酬:0.225%(税込み0.243%)

(内訳)
委託会社:0.100%、販売会社:0.100%、受託会社:0.025%

実質コスト推移

第二期:税抜0.2602%
第一期∶税抜0.259%

マザーファンドの規模

外国株式・パッシブ・マザーファンド純資産∶約2789億円
(15期:2017年2月15日現在)

純資産推移
14期(2016年2月15日):約2420億円
13期(2015年2月16日):約3190億円
12期(2014年2月17日):約3110億円
11期(2013年2月15日):約3160億円
10期(2012年2月15日):約2800億円

管理人の考察

現在、一般の証券口座で購入できる先進国株式クラスのインデックスファンドにおける低コストトップ3ファンドを表にしてみました。

ファンド名 たわらノーロード
先進国株式
iFree外国株式
インデックス
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
ベンチマーク MSCIコクサイ
(配当含む)
MSCIコクサイ
(配当含まず)
MSCIコクサイ
(配当含む)
信託報酬(税抜) 0.225% 0.21% 0.20%
信託財産留保額 無し 無し 無し
マザーファンド 2420億円 676億円 509億円

たわらノーロード先進国株式は、信託報酬では3番手のファンドとなります。
しかし、他2ファンドにおいてはベンチマークが配当を含まない指標であったり、マザーファンドの規模が数100億円程度であったりと、不安なポイントを有しています。

たわらノーロード先進国株式においては、2400億円規模の巨大なマザーファンド、配当を含むベンチマーク、税抜き0.225%という低い信託報酬と税抜き0.259%というこれまたとても低い実質コストと、このファンドを選ばない理由がありません。

先進国株式クラスのインデックスファンドにおいて、最もオススメできるファンドだと思います。


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