敗者のゲーム(原著第6版:チャールズ・エリス著)の感想。敗者にならないためにはミスをしない、そのためには?


一番腑に落ちたかも。

ウォール街のランダムウォーカーと並びインデックス投資の名著とされる本、それが今回読んだ「敗者のゲーム」です。


敗者のゲーム。
一見すると、一体何を意味する言葉なのか分かりません。
しかしこの「敗者のゲーム」こそ株先投資とは一体何なのかということを的確に表した言葉であることに、本書を読み進めるにつれ気付かされます。

野球、サッカー、将棋、マージャン、ボーリングetc、勝負事において勝利を収めるにはどうすればいいのでしょう。
そんな事は聞かれるまでもなく自らの実力によって相手をねじ伏せればいいのでしょうが、それはプロなど熟練者でない人にとっては至難の業。
我々素人が勝負に勝つためには、いかにミスをしないかが最も重要なのだとエリスは言うのです。

そしてそれは、株式投資においても同様だと。

株式投資におけるミスとは、高く買って安く売ってしまうことに他なりません。
いやいや、いくら素人だからといってそんな事するわけないだろうと否定したくなるのですが、往々にして多くの人がそんなあり得ないと思うミスを犯してしまうのだとか。
なぜなら人は好景気に湧いて株価が上昇すると買いたくなり、不景気に株価が急落すると売りたくなるものだから。

うーむ、確かに。
投資で損したという人によく聞く行動パターンです。

では、そんなミスを犯さない為にはどうすればいいのか。
エリスはミスを犯さないための最たるものとして、インデックス投資を推奨しています。
なぜなら、インデックスとは世界中のプロ投資家達が取引をした結果なのだから、いわば世界中の投資家の頭脳を集めたドリームチームの考えを買うのと同義なのだと。

「ミスをしないためのインデックス投資」
私、この考え方が見事に腹落ち致しました。

バートン・マルキールは市場が明日どうなるかは予想はつかないというランダムウォーク理論によりインデックス投資を推奨していましたが、私はエリスの考え方のほうが「あぁ、なるほどね」と素直に飲み込むことができます。

名著と言われるのも納得です。
インデックス投資を実施する投資家であれば、是非一度は手に取ってもらいたいと思える一冊でした。


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