さぁ始めよう。
年金支給開始年齢が65歳に引き上げられて暫く経ちますが、今度は68歳に引き上げるべきとの提言が飛び出すなど将来への不安は増すばかりです。
このまま年金支給開始年齢が引き上げ続けられていけば、いずれ70歳になっても年金を貰えない未来がやってくるものと想定して人生設計を立てていかなくてはなりませんね。
国がiDeCoやつみたてNISAの普及に力を入れているのも、「国は面倒見切れませんよ。自分でなんとかしなさいよ。」というメッセージに受け取れますが、日々の生活に追われてそのメッセージに気付けていない人も多いようです。
当ブログにたどり着いた皆さんは、そのメッセージを感じとることができた敏感な方で、投資に興味のある方とお見受けします。
投資を始めたい。でも損してしまうのは怖いと感じて踏み切れない人は少なくないのではないでしょうか。
そんな人にオススメしたいのは、楽天ポイントで投資信託を購入する楽天ポイント投資です。
楽天ポイントは、楽天市場でのショッピングやその他楽天グループのサービスを利用する事で得られるポイントです。
主に楽天グループ内で1ポイント1円として利用することができるのですが、なんと楽天証券では楽天ポイントを使用して投資信託を購入できるのです。
元々オマケで貰えるポイントで投資をするのですから、もし減ってしまったとしても心穏やかにいられる気がしませんか?
まずは、以下のものを用意しましょう。
必要なもの
・楽天市場 アカウント・楽天証券口座
上記リンクから作成できます。
あった方が良いもの
・楽天カード上記リンクから作成できます。
まずは楽天ポイントを貯めるために楽天のアカウントが必要になります。 そして、実際に投資信託を購入するために楽天証券口座を開設する必要があります。
このふたつは必須のものとなりますので、証券口座開設は書類記入など少々面倒ですがめげずに頑張りましょう。
楽天ポイント投資に利用できるポイントは通常ポイントのみです。
キャンペーンやポイントアッププログラムにより得られる期間限定ポイントは残念ながら使用できません。
1度に利用できるポイントは100ポイントから30000ポイントまで。
楽天市場の通常ポイント付与率は1%ですので、10,000円のショッピングをすれば100円分の投資信託を購入することができます。
でも楽天で買い物なんてそんなにしないし・・・という人は、楽天カードを利用してポイントを稼ぐという方法がおすすめです。
楽天カードは、毎月カード利用額の1%をポイントとして受け取ることができます。
楽天グループ以外の利用でもポイントが付きますので、光熱水費や携帯・ガソリン代などの固定費用を楽天カードで支払うだけで、毎月数100ポイントを得ることができます。
このポイントを使って、投資信託を買ってみましょう。
投資信託購入の流れ
①楽天証券にログインし、上部のメニューより「投信」をクリック②ページ中ほどの検索メニューから目当てのファンドを選択
③通常注文をクリック
クリックすると目論見書が表示されますので、内容をよく読んでおきましょう。
④楽天ポイントとの連携
初めてポイントで投資を行う際には、楽天証券と楽天ポイントを連携する必要があります。
ポイント利用欄の未設定(ご利用はこちら)をクリックします。
⑤先ほど作成した楽天市場のアカウント情報を入力します
同意を求める画面が表示されますので、「同意する」をクリックしましょう。
⑥これでポイントを利用できるようになりました
⑦買付金額、利用ポイント数を指定して目論見書欄にチェック
分配金コースは再投資型、口座区分は特定にしておきましょう。
今回は1000ポイント分購入してみます。
⑧ページ下部の確認ボタンをクリック
⑨取引暗証番号を入力
最後に、取引用の暗証番号入力を求められますので、事前に設定した暗証番号を入力すれば完了です。
約定までしばし待ちましょう。
これで、お金を1円も使用せず投信を購入する事ができました。
しばらくは購入したファンドの騰落を観察したり、ポイントを追加するなどして様子を見てみましょう。
実際のお金で購入するのは、投資への恐怖心が薄れてからでいいと思いますし、どうしても不安ならばこのままポイント投資だけを続けるのもいいと思いますよ。
楽天ポイント投資でオススメする投資信託
投資を開始するうえで管理人のオススメファンドを下記紹介します。いずれも非常に低コストファンドとなりますので、どのファンドを選んだとしても失敗する事は無いと思いますよ。
楽天・世界株式・インデックスファンド
米国バンガード社の運用するバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(通称VT)を購入するファンドです。これ一本で日本、先進国、新興国と全世界に投資する事が可能です。
構成はこんな感じ
※月次レポートより引用
信託報酬:0.11%
実際には上記信託報酬にVTの信託報酬0.1%と運用費用が加算されます。
全世界に投資できる事が魅力ですが、米国以外の株式部分については3重課税となるため、リターンへの影響に懸念があります。
楽天・全米株式・インデックスファンド
米国バンガード社の運用するバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(通称VTI)を購入するファンドです。今回私が購入したファンドですね。
この一本で、アメリカ株式市場のほぼ全ての銘柄に投資する事ができます。
構成はこんな感じ
※月次レポートより引用
信託報酬:0.12%
実際には、VTIの信託報酬0.04%と運用費用が加算されます。
世界経済の中心であるアメリカ一本に絞った形ですね。
世界はアメリカ次第と考えればこの一本でもいいかと思いますが、もし今後経済の中心が別の国に取って代わられる事があれば、アメリカ集中によるリスクに見舞われる事となります。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
MSCIコクサイインデックスという指数に連動する、日本を除いた先進国全てに投資できるファンドです。私がつみたてNISAで積み立てているファンドの一つです。
こちらのファンドはETFを購入するのではなく、現物株式によって構成されるファンドとなります。
構成はこんな感じ
※MSCI社のFACT SHEETより引用
信託報酬:0.1095%
実際には、運用費用が加算されます。
日本を除く全先進国といっても、そのほとんどはアメリカ(65.48%)となります。
それだけアメリカの経済が大きいという事ですね。
上記の構成比は各国経済の状況により見直されますので、他国経済が著しく伸びれば構成比率が上がります。
アメリカ以外の国が今後経済の中心となったとしてもその変化についていけるものとなります。
また、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの最大の特徴は、他のファンドが当ファンドよりも信託報酬が低くなった場合、同水準まで信託報酬を引き下げると明言している事にあります。
新しいファンドの登場や、他のファンドの信託報酬引き下げを気にする事なく、放置しておくだけで最も信託報酬の低いファンドに投資できることになるのですから、これ以上に楽なファンドはありません。
楽天ポイント投資、私も続けます
今回、楽天・全米株式・インデックスファンド(楽天VTI)を購入してみましたが、手続きも簡単ですし良いですね、この制度。楽天カードのヘビーユーザーである私は毎月1000ポイント以上のポイントを獲得していますが、時々楽天でのショッピングに使用する程度で貯まってしまう事が多いのが現状です。
全てのポイントを投信購入に充てられるかは分かりませんが、毎月コツコツと購入し続けたいと思いますよ。
是非、一緒に続けて資産を増やしていきましょうね。
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