SBI証券iDeCoセレクトプランで投資すべきファンドはコレだ!


これしかない。


2019年より新規に設定されたSBI証券iDeCoのセレクトプラン。

非常に低コスト、またバラエティに富んだ商品ラインナップを揃えての登場となりました。

これまでオリジナルプランで運用していた人も、これから新規に加入する人も、その多くの人がセレクトプランを選択するのではないでしょうか。

ただiDeCoは年金であることから、60歳以上になるまで引き出すことができません。
長期の運用となるからこそ、コストが高すぎる商品やリスクの高すぎる商品を選んでしまうと、期待していた運用結果が得られない可能性が高くなってしまいます。

運用商品を選ぶ際のポイントは

・世界分散

・先進国

・米国


これらを意識して、どの商品が自分に合っているのか選択する事が最適だと私は考えます。

今回は、セレクトプラン商品ラインナップの中からどの商品に積み立てるのが最適なのか、インデックスファンドに絞って考えていきたいと思います。

世界分散

オススメ本命
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 信託報酬(税抜):0.142%

オススメ対抗
SBI・全世界株式インデックスファンド 信託報酬(税抜):0.10%+0.042%(税込)


できる限り世界中の株式へ分散を行うのであれば、上記2ファンドが選択肢となります。

eMAXIS Slim全世界株式は日本を除いた先進国90%、新興国10%。
SBI・全世界株式インデックスファンドは日本を含む先進国90%、新興国10% 。

日本の株式も含みたいかどうかが、どちらのファンドを選択するかの基準となるでしょうか。

ちなみに、SBI全世界株式インデックスファンドの方が一見信託報酬が低く見えますが、こちらは複数のETFに投資するタイプのファンドとなります。
そのため、ETFの経費率を合わせた0.042%がコストに加算されますので、どちらのファンドを選んだとしても信託報酬に差はほぼ発生しないと思われます。

私のオススメは断然eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)です。
SBI全世界株式はETFを購入するものとなりますので、米国以外の部分については3重課税(iDeCoは非課税なので2重課税)となり効率が悪くなってしまいます。

どうしても日本株式もポートフォリオに含めたいのであれば、保有商品数が増えてしまいますがeMAXIS Slim全世界株式に90%、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)に10%資産配分するのがいいでしょう。

先進国株式

オススメ本命
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 信託報酬(税抜):0.109%

オススメ対抗
ニッセイ外国株式インデックスファンド 信託報酬(税抜):0.109%


先進国株式のオススメは上記の2ファンド。
どちらも同じMSCIコクサイインデックスをベンチマークとしており、信託報酬も横並びです。

どちらを選択しても変わらないように思えますが、ニッセイ外国株式インデックスファンドは過去の実績から実質コストが高くなりがち。
また大きな指数乖離を起こした実績がありますので、先進国株式で選択するのであればeMAXIS Slim先進国株式で決まりです。

どうしてもニッセイにしたいという思い入れがあるのであれば止めませんが…。

米国株式


オススメ本命
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 信託報酬(税抜):0.160%

オススメ対抗
iFree NYダウ・インデックス 信託報酬(税抜):0.225%


全世界株式も先進国株式も、その中身の40~50%は米国株式で占められています。
それだけアメリカの経済が大きいということですね。

ならば世界中に分散するよりも、経済の巨人アメリカのみに一極集中させてしまうというのも一つの手だと思います。

オススメは上記2ファンド。

S&P500とNYダウ。
私のオススメは断然S&P500です。

ニュースなどでも報道されるNYダウの方が知名度は高いですが、構成銘柄は24銘柄のみ。
アメリカ一国に絞った上に24銘柄のみではちょっと絞りすぎな気がしてしまいます。

一方のS&P500は大型株500銘柄で構成された指数です。
また投資の神様ウォーレン・バフェットが強く推している指数でもありますので、米国株式を選ぶのであればeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が最有力となるでしょう。

私もセレクトプランではeMAXIS Slim米国株式への積み立てを設定しました。

まとめ


世界株式
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

先進国株式
eMAXIS Slim先進国株式インデックス

米国株式
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

セレクトプランには多くのファンドがラインナップされていますが、これら3ファンドから選んでおけばまず間違いないでしょう。

結局、全てeMAXIS Slimシリーズとなってしまいましたね。
さすがです、eMAXIS Slim。


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